電線と鳥と感電って、、、こりゃ多すぎやろw
みなさんこんにちは。
オウムガイルです( ̄▽ ̄)
今日はかなり冷え込みました。
地元も雪がちらほらで、車の上にもうっすら積もってました。
さて、今日は仕事中にえらい光景に遭遇しましたので、それをネタに少し電気のお話をしてみたいと思います。
えらいこっちゃ
今日はお仕事でした。
車でウロウロしてたのですが、その帰りに渋滞につかまってくっそーって思ってた時の事です。
ん?なんかあの電線、太ってるな。
と、ふと違和感のある電線に目がとまりました。これってもしや、、、
わかりますか?
そうです。
都会でよく問題になってる鳥さんたちの大群です。
ってか多すぎやろw
って思わず車を路肩に寄せて、写メ撮ってしまいました。お陰で元の車線に合流する時かなり苦労しましたよw
でもこれだけではつまらない記事になりそうだったので、電車の中でいったい何羽いるのかを数えてみる事にしました。
はい。バカ丸出しですみません(-"-)
貴重な隙間時間である20分を費やして出た結果が、
だいたい537羽。
これは、写真の中にいる、いや、そう見える鳥さんの合計です。
20~30羽の誤差はお許し下さい。
一番苦労したのは真ん中の電線です。
よく見ると2つに分かれているので、拡大しても黒くつぶれて正確にはわかりませんでしたが、ふと見た電線にこれだけの数が留まっているのは珍しいのではないでしょうかw
でもこの下、マンション結構あったんですよねぇ。
糞害やばそうだなw
鳥さんはなぜ感電しないか
そんな珍しい光景を見ちゃいましたので、これはやるしかありません。
鳥はなぜ感電しないか。
最近はクイズ番組とかでもよく見かけるようになりましたので、すでにご存知の方も多いかもしれませんが、この大群に免じてやらせていただきます。
まず、鳥さんが上記の写真のように留まっている姿を確認してください。
鳥さんが留まっている電線は1本です。
あと考えなくてはいけないのが、鳥さん自身の抵抗値と電線の抵抗値ですが、電線は電気を流しやすいように、電気をよく通す素材で作られていますので、圧倒的に鳥さんの方が抵抗値が高くなります。
また、その抵抗値を考える部分というのも、鳥さんの足から足までの短い間の事になりますので、考えなければならない電線の抵抗値もその分少なくなり、限りなく抵抗値は0と考えられます。
抵抗とは?【その②】のところでもやりましたが、抵抗の性質は電流の通せんぼでしたよね?この性質が理解できていれば、鳥さんと電線とどっちが通せんぼするのかは一目瞭然です。
鳥さんの方が電流を通せんぼします。
よって、1本の電線にしか留まっていない鳥さんには電流がいきにくく、感電しないという事になります。
しかし、鳥さんの足や羽なんかがほかの電線や地面、その辺に出ている針金なんかに触れると、一気に電位の傾きができて電流が流れてしまいます。
これがあると、さすがの鳥さんもお陀仏となります。
また、高圧電線(深い山奥の高い鉄塔に走っている電線)などでは、近づくだけでで流が流れてしまう事がありますので、2本の高圧線の間を鳥さんが通り過ぎた時とかにも感電してしまうそうです。
電気は目には見えません。
でも電気の性質を理解するには勉強と経験が必要です。
だからこそ、ちゃんとその理屈がわかっている電気主任技術者が、適切に使えるように施設設備を点検し、その扱い方についても指導していく事が必要なんですね。
やっぱり電気主任技術者ってすごいです!!
こんな数で実証されても、ねえ。
しっかし、この数でそれを実証されても、
すげー(ー_ー)!!
とは思えませんでしたw
むしろ少し気持ち悪かったでです(^_^;)
でも、街中で電気のお勉強ができるとは思いませんでしたので、鳥さんには感謝ですね!
っておもってたら、
ぶぅわっさぁぁぁぁぁぁぁ(ー_ー)!!
って。
やっぱこれだけの数いると少し気持ち悪いですw
みなさんも、テキストだけの勉強で疲れたら、一度外を散歩でもしてみてください。
その辺の電柱を見てみるだけでも、電気のお勉強ができるかもしれないですよん。
今日もここまでお読みくださってありがとうございました。
ではまた!!