電験3種で未来設計

39歳文系高卒の畑違い営業マンでも電験3種は取れた!その先どんな未来が描けるのか!FP資格保持者の管理人がいろんな人生設計をご紹介します!

電験3種で未来設計

ニュースで覚える電験 _カルマン渦編

どうも。

オウムガイルです。

 

さて、今日は巷のニュースを使って電験のお勉強をしてみようかと思います。

 

なんせ僕みたいな電気のど素人には、ちゃんと目に見える形で説明してくれないと、なかなかイメージできないですから。

 

ってわけで、最近見つけたお天気ニュースの中から、カルマン渦について説明したいと思います。

 

この上なくわかりやすいカルマン渦

つい先日、テレビでニュースをみていたら、お天気お兄さんがこのカルマン渦について説明していました。

 

ん?カルマン、、、どっかで聞いたことあるような。

あ、電験やん。

 

もうお勉強されている方はご存知かもしれませんが、カルマン渦が出てきたのは、電力の科目で勉強する『電線に積雪があった時に起こる現象』の時でした。

 

これは力学の知識でありますので、もちろん電線以外でも通用する知識となるのです。やっぱり電験って、いろいろ役に立ちますねー(-"-)

 

で、そのニュースをまじまじとみていると、僕がテキストで勉強するよりもはるかにわかりやすく解説されていました。

まずは、その渦の衛星画像をご覧ください。

 

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<出典:ウェザーニュース/画像提供:NICT>

 

最近は、気象衛星もかなり高度な衛星画像を提供してくれるようになったみたいで、画像がくっきりですね!

 

で、この画像の左真ん中くらい、九州の斜め上にある島から、渦を巻いた雲がたくさん出ているのが確認できると思います。

 

カルマン渦って見えるんや(ー_ー)!!

 

僕は風の流れに関する法則と記憶していましたので、見えない現象とばっかり思っていましたから、画像で見れたときは少し感動しました。

 

ねっ?ひとめでカルマン渦ってどんなんかわかるでしょ(^_^;)

 

この事は、ウェザーニュースさんが詳しく記事にされていましたので、リンクを貼っておきます。渦ができる動画も公開されていますので是非!!

weathernews.jp

 

電験で出てくるカルマン渦

f:id:buriburimaster2018:20190122161704j:plain

 

ってわけで、巷のニュースでも電験にまつわるお勉強ができちゃうんです。

電気の事だけでなく、物理や数学など幅広い知識を勉強するので、ほかにもいろいろ学べる機会はあると思います。

 

では、ついでに電験3種の電力で出てきた、カルマン渦にまつわる項目を、少しおさらいしてみましょう。 

 

ギャロッピング現象

まずはギャロッピング現象からです。

これこそが、カルマン渦の仕業によるものです。

 

主に、積雪の多い山間部で吹雪になった時、たかーい鉄塔に走っている太くて長い高圧電線に起きやすい現象のようです。

 

この現象が起きるまでの経過を完結にお伝えしますと、

 

  1. 吹雪になりました
  2. 電線に真横から強風と雪が当たります
  3. 雪が電線の横に多く付着してしまいます
  4. 積雪により、電線に飛行機の羽のような平面の部分ができちゃいます
  5. より強力なカルマン渦ができまさしく飛行機のように揚力が働きます
  6. 揚力により通常よりも大幅に上昇します
  7. 他の送電線と接触します
  8. ショート(短絡)します
  9. 停電事故が起きます

 

だいたいこんな感じです。

僕は初めてこのことを知った時、

 

人間が作るものって所詮は自然にはかなわんなぁ(-"-)

 

と改めて自然の驚異に驚かされてしまいました。

これについては、wikiペディアでの解説が詳しかったので、リンクを掲載しておきます。

ja.wikipedia.org

 

ストリートジャンプ現象

次にストリートジャンプ現象です。

これは、カルマン渦の仕業ではありませんが、同じく雪が影響する現象ですので解説してみます。

 

ギャロッピング現象と同じく、積雪の多い山間部で吹雪になった時、たかーい鉄塔に走っている太くて長い高圧電線に起きやすい現象のようです。

 

この現象が起きるまでの経過を完結にお伝えしますと、

 

  1. 雪が降ります
  2. 電線にも雪が積もります
  3. めっちゃ積もります
  4. 電線が雪の重みで通常位置よりも下がります
  5. 何かの拍子に雪が一気に落ちます
  6. ばいーんってなります
  7. 電線自体に損傷が出る場合があります
  8. 電線の両端にあるガイシが破損する場合があります

 

と、こんな感じです。

ギャロッピング現象とは少し違った経緯で事故に至るのですが、これも自然の現象によるものです。

 

やっぱり自然にはかないませんなぁ(-"-)

 

これについては、、、なぜか巷の解説が少ないです。

お気に入りのwikiペディアでも検索できませんでしたw

また、よい解説があればご紹介します。

 

ギャロッピング現象とストリートジャンプ現象の覚え方

うーん。

恥ずかしくて書きたくなかったんですが、ここまで書いたらもう後には引けません。

 

僕は、カタカナが苦手です。

電験の勉強には、カタカナの用語をたくさん覚えなくてはいけませんでしたので、とても苦労しました。

 

で、このギャロッピング現象とストリートジャンプ現象の意味と名称がなかなか覚えられなかったので、自分なりに工夫をして覚えた事を思い出しましたので、ご紹介しておきます。

 

あ、この方法はあんましあてにならないと思いますので、物好きさんだけ読んでくれたら幸いですw

 

【ギャロッピング現象の覚え方】

  1. 手のひらを下にして机に置きます
  2. 少し浮かせた状態で机と並行に進ませます
  3. 飛行機が離陸するかのように、手のひらをだんだんと机から遠ざけながら叫びます

 

ぎゃろっっっぴーーーーーーんぐっ(ー_ー)!!

 

はい。

次いきます。

 

【ストリートジャンプ現象の覚え方】

  1. 机に向かいます
  2. 両手を下に向けて机に置き、少し浮かせておきます
  3. 手の甲が見える程度に頭を下げます
  4. 掛け声に合わせて勢いよく両手と頭を上げてこう叫びます
  5. 掛け声とモーションが終わったら小刻みに体を揺らしながら、ばいんばいんする様子を再現します→ここ重要w

 

すとりぃぃぃぃとぉぉぉぉぉ、、、じゃんぷっ(ー_ー)!!

 

ま。

これは人それぞれですね(-"-)

ぼくはモーションと掛け声でこの現象を覚えました。

参考に、、、なりませんかねw

 

最後に。。。

他にも、送電線にまつわるいろんな自然現象があるようですが、ここではカルマン渦と雪に絡む現象を書いてみました。

 

電力は暗記項目が多い科目です。

でも、実際にネットで検索してみると、写真が多くヒットしますので、比較的イメージしやすい科目でもあります。

 

他の科目と比較しても、まだやりやすいのが電力だと思いますので、楽しんで勉強してみましょう。

 

では、今日はこの辺で失礼します。

ここまで読んでくださり誠にありがとうございましたm(_ _)m